2006年3月9日、デザイン総研広島とGKテックが環境デザインを手掛けた秋葉原UDXがオープンした。この街に受け継がれてきた先進性を増進させつつ新たな独白の都市文化を生成する動力機関となることを意図する 「Akihabara Cultural Generator―秋葉原の文化的発電装置」をコンセプトに、ビル内外に様々な「電気的情景」を創りだした。 ウィンドタービンのモニュメント、コンピュータの集積回路をイメージした舗装パターン、LEDの情報ゲート、JR線沿いのファサードに埋め込まれた数字ディスプレーなど、象徴的な要素を散りばめながら、駅前からの導入部となるペデストリアンデッキや、サイン、照明に至るまでトータルな環境デザインが行われている。写真はLED情報ゲート。